現役パチンコ業界人がギャンブル依存症を真剣に考えるブログ

業界人だからこそ伝えることができる依存症克服の為に必要なコト。依存症の秘密や克服術を発信してます。

これでパチンコをやめられる考え方の紹介!!

どうも!現役業界人のgoochiです。

 

パチンコがやめられず、ギャンブル依存症に苦しんでいる方に、少しでも考え方を変えるキッカケになれるような記事になったらと思います。

 

 

勝つギャンブルとは?

最も確実な方法で100万円を200万円にする賭け方があります。

 

これはあくまでも例え話になりますのでご了承下さい。

 

 

ギャンブルで100万円を200万円に増やしたい

100万を200万に増やす為にとある、ギャンブル施設に向かいます。

 

そこには次のような賭け率がことなるテーブルがありました。

 

  1. 2分の1で勝てば2倍
  2. 10分の1で勝てば10倍
  3. 20分の1で勝てば20倍
  4. 100分の1で勝てば100倍

 

さて、あなたはどのような賭け方をして目標の200万円を手に入れますか?

 

 

普通は一気に高額を賭けるのは怖い

だいたいの人は、2か3の賭け方を選ぶのではないでしょうか?

 

100万円の内、とりあえず10万円を賭けて、10分の1が当たれば100万ですからね。

 

もしくは、20分の1に10万賭けて、当たれば一気に200万達成です。

ですが、そう思ったあなたは既にに落とし穴に落ちてます。

 

 

低確率のギャンブルは勝てない

実は、低確率のギャンブルに分散して賭ければ賭けるほど、200万円を獲得できる可能性がどんどん低くなります。

 

つまり、回数を重ねるほど、勝てる確率が低くなるということです。

 

 

200万円を獲得する最善の方法とは?

もう分かりますね。

 

そうです。

 

2分の1で勝てば2倍に100万円を賭ける1発勝負!

 

が一番最善の方法なんです。

 

 

もちろん、リスクは一番高いです。

 

1発で一文無しになる確率も同時に高いです。

 

 20分の1のギャンブルの勝率は何%!?

因みに、20分の1に10万円賭けるやり方の勝率計算式を紹介します。

 

まず、20分の1のうちハズレなのは20分の19ですよね。

 

ということは、19を20で割って0.95です。

 

所持金100万円で10万円を賭けていくので、10回挑戦できます。

 

つまり10回ハズレを引き続ける確率をもとめていきます。

 

0.95×0.95×0.95×0.95×……。

 

要は0.95の10乗ですね。

 

答えは、約0.59ぐらいになるはずです。

 

つまり、100分率にする為に100をかけると 約60%です。

 

これ10回連続ハズレを引く確率が60%です。

 

つまり、10回の内当りを引く確率は40%ということになります。

 

分かりましたか?このマジック!?

 

 

1発勝負の2分の1なら勝率純粋な50%ですが、低確率になって、試行回数が増えるとその試行回数に比例して、当たる確率がどんどん下がっていきます。

 

20分の1で試行回数10回の勝率は40%です。

 

2分の1で試行回数1回が最も勝率高い50%になります。

 

 

ですが、知らず知らず勝率が最も低い方を選んでしまう傾向が強いのが一般的です。

 

 

ギャンブル依存症の思考にも同じことが言える

結論ですが、ギャンブル依存症にも全く同じことが言えます。

 

パチンコの大当たり確率は300分の1とかですよね。

実はこの300分の1にもカラクリがあります。

 

詳しくは下記に過去記事で詳しく説明してますのでご参考に!

goochi.hatenablog.com

 

つまり、パチンコは1回転で50%の確率で大当たりがきて、賭けた金額の2倍返ってくるという性質のギャンブルではありません。

※そもそもギャンブルではないので当たり前ですが。この辺のことがパチンコがギャンブルではないことを明確に示しています。あくまで遊技なのはこういう意味です。

 

パチンコはお金が増えるように設計されていません。

この記事をここまで読んで頂けたなら気づいたと思いますが、パチンコはとんでもなく、勝てないような確率設計がされた機械なんです。

 

ギャンブルという性質にしてしまうと、これは機械として成り立ちません。

 

当たり前です。分母も大きすぎて、とても勝率を計算する気になれないほど勝ち目がありません。

 

だからギャンブルではなく、遊技なんです。

 

 

遊びにくるところなんです。パチンコは、お金が増える機械ではなく、お金を吸い込む機械だということ

 

今一度再確認するキッカケになればと思います。